昨夜から少し熱があって風邪をひいた。午前中は大工と給排水業者、塗装業者。昨日組み立てたバスユニットに接続配管をする。塗装は外壁材に一度塗装する。押し縁をつけたらまだ塗装をする。
外部塗装は3回塗りが基本で少しずつ黒くなる。最初は木に染み込むので塗料がたくさん入る。2回目から被膜の上に再塗装するので塗料があまり入らない。いくら持ちが良いとなんども塗装しても亀裂が入り剥がれる。
施主様は1度目の塗装で薄かったと思う方もいる。外壁塗装は遠目に見て印象を確かめる。1度目は染み込む分薄くなり文句が出ることもある。何度か重ね塗りをしてやっと希望の色に近づく。
とかく近くで見ると木部塗装は雑で荒っぽくみえるものだ。建材のように圴一に塗る事は出来ない。本物素材は塗料も受け付けないものが多いし割れや歪みが出やすい。
当社のウリである真壁造りも漆喰が割れるから現しにする。大壁だと割れが入りやすいが特に気にしないようにしているようだ。本物の木部は塗料も剥がれやすいし劣化が早い。
だからダメなのでなくそれを自然と思うところがミソなのだ。何でも割れた狂ったと大騒ぎする傾向が強くて業者は苦労している。そんな思いまでして自然素材にこだわるにはかなり思い込みが強いか建材にない魅力が好きなのだろう。