しばらく空いたが仕事は順調。細々した工事があって現場と発注見積もりと走り回る。一つの見積もりに各業者を引き連れ何度も足を運ぶ。時間も取られるし気も使う。挙句にパーとなったら目も当てられらない。
何度も言うようにリフォーム、それも小工事が増えた。日本人の性格なのか些細なところも気にする。お施主様からするとクレームってところでしょうか。とにかく数が多いのです。
同じリフォームでも小さい程見積もりは難しい。ある程度大きいとこちらは赤字だがこっちは安く上がったがある。均せばナリナリになる。小さいと間違うとすぐ赤字だし職人でないと金額が正確にわからない。
新築は数を拾い相場の金額を掛ければ見積もりができる。一つの職種で半日も掛からないようなのが難しい。半日で終われば良いが思ったより掛かるとかあるのだ。よくあるのが壊したら中が腐っていたってヤツだ。
材料の計算も建材は出荷数が決まっていて一枚単位で取れないのもある。半分しか使わないから無駄になる。請求は全部くるから見積もりも増やさないとならない。金額に詳しい方は少ないから適当に請求するが持ち帰る時に気が引ける。
こんな時に経験がものを言う。職人たちの倉庫を見ていると余りが在庫になっている。それを計算の上手配する。お施主様は安くなりこちらは儲かる。職人は在庫が減るし良いことずくめだ。いつも現場と職人の倉庫をよく見ておく事だ。