青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日は暑い、なのに仕事が舞い込む。リフォームと言うかもっと小さい工事で手間がかかる。住宅会社の仕事が一斉に始まったのか大工が空かない。当社はあまり仕事がないので大工は他所で働いている。 
 
何だかんだと不景気だと言う割に職人たちは忙しそうだ。引退もしくはまともに働かない職人が増えた。現場数の減り方と職人の減り方のバランスが崩れたと言うことか。大した現場数でも無いのに職人が足りない。 
 
住宅会社は昨年まで仕事が減り苦戦したようだ。職人が溢れてあちこちに流れた。急に現場が出たからと言って職人は戻ってこない。その合間に引退を決意した職人もいてさらに拍車がかかった。70代が一番多いのですぐ引退になる。 
 
一度引退すると現場復活は容易でない。昔なら引退している歳なのに現役が多かった。70代は病気や体の不調で休みながらでないとできない。人が足りないからと復帰を促されるがイマイチ調子が出ない。 
 
しつこいセールス電話に職人の紹介が出てきた。現場があるからやって欲しいと言うのが多かった。最近は逆に職人の紹介だって….。どちらにしても胡散臭い話だが時代の流れをよく表している。 
 
そう言えばHPの閲覧数が増えて電話攻勢の資料作りだったかもしれない。閲覧数が増えると電話も増える。相関関係があるように思う。電話番号を変えたり居留守を使ったりセールス電話には困ることこの上ない。 
 
コールセンターとセールス電話は根が同じだ。電話だけで現場へ来ることのない人間関係の希薄な仕事が増えている。職人はそう言う意味で正反対の仕事である。客の目の前で労働を見せながら金を貰う。電話だけで顔も知らない奴とは大違いだ。