青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

消費税上げ

午前中は孫の運動会に駆り出される。すぐ近くの小学校の体育館を借りてやる。室内なので暑い。午後から図面、書類等。現場もなく本当は見学会もあって疲れたので休みたかった。明日は久しぶりの休みになる。 
 
消費税が上がらない可能性が高まり同時選挙もあり得る。前回の消費税上げの時は駆け込みが見事に外れ何もなかった。何件か引き合いがあったのに蓋を開ければ何もなし。前回の結果が尾を引いて今回も期待はしていない。 
 
消費税が上がるからと言うのは業界の期待の要素が強い。そもそも家を建てようとするのに消費税ごときに左右されるだろうか。何とかしなきゃとかそろそろ建てるかと言うのが影響を受けるかもしれない。生活が苦しく余裕がないものには消費税が上がるからと急ぐとは思えない。 
 
建てる時期が来れば建てるだろうし金がなきゃ建てれない。自分たちの都合で時期が決まる。たまたま時期が消費税上げとぶつかったら急ぐかもしれない。考えてもいないのに上がるからと建てる気になるわけがない。 
 
今回は上がるかどうかがあやふやで何となく業界も駆け込みをうたいにくい。消費税も上がらず景気も上がらずでは締まりが無い。大統領の訪問に気をとられズルズルいきそうな気がする。


元の会社

昨日よりはいくらかマシだが暑い。昨夜は激しい雨で工事中の現場もなくホッとする。現場中だと色々問題が起きるのです。午前中は図面、途中営業が来て話していたら昔いた会社が同じ。午後から提出予定の図面が進まないのに話し込んでしまった。慌てて昼食後お客様のところへ。話が長くなり帰ったら5時過ぎ。 
 
床に埋め込むヒーターの営業マンが春から来るようになった。先日の現場にも入れた。それもあって暇さえあれば来社する。忙しい時は相手をしたくないのだが強引に上がり込んだ。すぐ返そうと思っていたがふと出た社名が同じ。 
 
何のことはない独立前の会社だった。年上とばかり思っていたら年下だった。見かけだけで判断すると間違う。勤めていた場所が離れていたので接点はなかった。しかし昔話は通じるからしかも知り合いもいる。私は独立前に資格取得や経験を積むために4年ほどいた。 
 
正直に言うとその会社には足を向けて寝られないほどお世話になった。結局中途採用をしてもらって挙句に勝手にやめた。向こうから見ればそう言うことになる。世の常とは言え無下なことをしてしまったと思っている。その時の上司には今でも感謝の念は消えない。もうどうでも良いことかもしれないが。


予約制の見学会

今日も暑い、真夏並みで半袖が欲しくなる。午前中は図面作成、午後は現場廻り。洗濯機の移動は順調に行って完成。先日引き渡しの現場へ様子を見に行く。明日から本格的な引っ越しでまだ生活はしていない。 
 
見学会のお客様はまだ本格的には進んでいない。やっと現場を見に行ったりお話程度。新築以外で見学会と言うのは初めての事だ。大量に集めてめぼしいのを探すと言う従来のやり方を変えたい。来場者が重なるのは普通でふと気づくと5,6組になる。こうなると誰を相手にするか迷ってしまう。手当たり次第声をかけることになる。 
 
見学者と言っても様々でまだ海のものとも山のものとつかないものもいる。もちろん具体的なプランとか土地すらも決まっていない。計画すら今思いついた程度と言うことだ。こちらが話しかけても反応が薄いタイプだ。 
 
少し計画が進んで各社の比較をしているのもいる。こちらは間取りや予算にかなり具体的だ。ただ素人の思いつき程度の簡単なプランしか知らない。本格的にプロに設計をしてもらったわけではない。普通の家つくりでこれでそのまま建てる方も多い。 
 
中には2,3年長い方だと5年以上と言うものいる。いわゆるこだわりのある方で見るポイントもかなり詳しい。素材から建て方までこれと言うのが決まっている方だ。当社は木の家つくりがウリなのでこ言った方がたまに来る。大勢の見学者の中から探すのは至難の技で話をしながらやっとわかる。ここまで至るのに2,30分はかかるだろうか。 
 
ごちゃごちゃと何組も来場する中からすぐわかる訳ではないのでかなり見逃すことになる。本当はジックリと話を聞きたいと思っていると思う。もちろんこちらもそう願うのだがうまくいくとは限らない。むしろ他が邪魔になる。来ていただいて邪魔はないが少なくとも数は多すぎない方が良い。そういう考えから今回は予約制にした。今後はどうするか決めていないが維持することになるだろう。


古民家風

小雨が降って朝露に濡れている。日中もほとんど降らず陽が出なくても暑い。洗濯機の移動の工事があって朝一で採寸。3時過ぎに作って持って行く。明日は水道屋が工事する。昼には今度予定の現場へ写真撮影で行った。明後日打ち合わせをする。 
 
久しぶりにコテコテの古民家が始まる。一昨年からお付き合いがあってやっと辿り着いた。お施主様は4,5年前からあちこちの現場を見て歩いていた。建具屋さんの紹介で当社の現場を見にいらした。10年前に建てた古民家風の現場を見て文字通り感激した。 
 
感激は大げさだが今まで見た中でピカイチだったようで話が進んだ。自営の方で60歳という年齢もあってあまり時間がない。もちろんご自分で建てる初めての家になる。こだわりの部分はいくつかあって妥協はしたくない。 
 
普通は予算に合わせて仕様を変更したりする。どうしても自分の思いを通したいのでなかなか金額が決まらない。もちろん普通の家よりは高額になるから覚悟がいる。当社にはこういう家つくりの客が集まる。全て着工できるわけではないがそこそこ妥協する方が多い。通すにはそれなりの資金がいると言うことだ。


老後のためのリフォーム

昨日よりだいぶ涼しくなって快適な1日。朝から見学会のお客様のところへ。色々お話を伺いながらこちらの提案をすることにする、22年前に建てた家は設計屋の図面で大工が建てた。吹き抜けや開放的な間取りだが暖房が全く間に合わない。同年代のご夫婦の老後を見据えたリフォームになる。 
 
リフォームのそれも老後の備えとしては潜在需要は物凄い。築20年前後と壊すにはもったいない。リフォームなのだが大掛かりになるのは目に見えている。資産や預金の高で実現できる方と諦める方に分かれる。 
 
若年層だけでなく熟年層だって格差は大いにある。年金だけが頼りでは病気になったら資金不足になる。上がり続ける介護保険料で年金が下がらなくても苦しくなる。最後まで自宅で頑張るためには住まいがそうなっていないと難しい。 
 
介護施設だって簡単に入れなくなるかもしれない。自宅で頑張るには夫婦だったら良いが一人では不安だ。しかも家がそうなっていないと頑張れない。最後まで自宅に居るためには何らかの手を打たないとならない。つまり老後のためのリフォームと言うことだ。