青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

昨日の日曜は休みで家内と麹を買いに安代町へ行った。安比高原スキー場への途中にあってなんども麹屋さんの前を通っていた。
三陸復興道路が自宅近くにでき東北道と繋がっている。通る機会もなく一度通ってみたかった。
で、前から麹屋もとみやに行きたかったので行ったということだ。帰りは七時雨を通り田代高原から一戸に抜けた。
すっかり晩秋の気配が濃厚な山道を快調に飛ばす。何年ぶりかでドライブをした。

七時雨の山荘も閉鎖され奥中山のスキー場も心なしか寂れて見える。こう言うところに地方の衰退の気配が見れる。
もとみやのあった安代町の荒屋新町も製麺屋経営の蕎麦屋ともとみやのレストランがあるのみですっかり寂れた。
元々過疎の地域なのでスキー場ブームの頃はあちこちに建設の噂が立った。幸か不幸か話が壊れてそれはそれで自然が残ったという意味では良かったかもしれない。
環境を破壊してまで作ってそのまま放置では無残すぎる。将来的にこの価値が見直されることもある。

バブルの最盛期には都会から大型のスキー場めがけて客がどっと押し寄せた。今ではペンションやホテルは廃墟となって壊された自然は元に戻せない。
中国などから観光客が押し寄せて北海道のスキー場などは景気が良いようだ。豊かな自然と伝統ある食事、芸能などが新たに見直されるかもしれない。
しかしそれもまた宿泊施設もないところに客が押し寄せることにもなる。ネットでの情報化社会では田舎にいても情報を発信できるチャンスがある。
今は過渡期でもっと進化してバーチャルや各種体験をできるようになるかもしれない。もっともっと地球全体が狭くなってどんな辺鄙なところでも人が押し寄せるかもしれない。
640x640_rect_9172463