青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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昨日は近隣の市部に建てた施主様のところへ伺った。4年目に入り外壁の板の塗装が少し薄くなってきた。
大きなねじれや隙間もなく何年か経ったら塗り替えが必要かもしれない。片道1時間かかるのでそう頻繁には行けない。
灯油タンクが空でシーズンで3回ほど入れるが5万くらいだ。薪ストーブを設置すると煙突だけで30万以上かかる。
ストーブ本体も入れると50万以上になって薪代がタダでも考えてしまう。自宅優先で事務所は難しいかもしれない。

2008年に開舘した美術舘が有名だが新たに二つほど著名建築家による建物ができた。家内と二人で見学に行った。
一つは隈研吾の交流センター、もう一つは安藤忠雄の教育プラザ。交流センターは鉄骨造りで平家。
外壁や内部天井に杉板を隙間を空け張っている。仕切りはガラス多用で今風な造りだ。
屋根の折り上げと内部の仕切りが一致しないのが特徴だ。外部内部の都合は切り離され直角でないのが斬新だ。

教育プラザは最近できたもので図書館と教育センターが同居する。安藤忠雄のコンクリート建築で平家の迷路のような作りだ。
こちらはいつもの安藤建築で元からある桜の古木や道路の景観をうまく利用している。どちらかと言うと隈研吾の方が新しく感じる。
これは美術館などと近くにあるので建築マニアらしき方が写真を撮ったりしていた。建築で人を集めたり知名度を上げる戦略が功を奏している。
敷地の広さもあって道路や公共物ともうまく調和が取れている。建築家の知名度を利用しながらうまくいった例だろう。