青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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慣れたせいかあまり寒さを感じない。氷点下なのは間違いないが風もなく気にならない。
今朝も早くから息子たちのストーブの匂いで目が覚めた。すぐ近くに煙突があって風向きがこちらに吹く。
特に気にしないで設置したが他人だったら怒るだろうね。

灯油や電気が上がって薪ストーブが増えた。煙突はなるべくお隣から離したほうが良い。
焚き始めが匂いがきついので朝は注意が必要だ。それと薪が生だったすると臭い。

煙突はなるべく高いほうが燃えが良いようだ。煙の問題も無くなるし。
煙突の先端をトップと言う。普通に煙突を高くしてトップを付ける。

チムニーと言って箱型に高くして角形のトップを付ける方法もある。
そのほうが見栄えも良いがあまり高くできない。箱の工事費がかかるからだ。

チムニーは急勾配の洋風屋根だと高くできるので向いている。ただし煙突掃除が難しそうだ。
屋根勾配が緩くないと素人は登って掃除できない。普通はトップを外してブラシを入れる。
急勾配だと登ることすら危ない。プロに頼むことになる。

近年増えた中高年の薪ストーブは何でも自分でやろうとする。軽トラ、チェンソウ、薪割りと揃えたがる。
もちろん煙突掃除もやるのだがタラップハシゴをつけたりする。それでもあまりに急勾配だとそれも難しい。

デザイン優先で大した意味も無く急勾配にすると色々と問題がある。落雪で玄関前に積もるような現場も見た。
もっとも近頃は軒の出が無く緩勾配の無落雪が多い。これだとタラップをつけて掃除もやりやすい。

何かと世知辛いこの頃だから煙の匂いの問題は十分注意が必要だ。薪の保管も虫が出るとか言われたりする。
ナラなどが危ないがそこまで言われるのは相当だよね。