青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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昨日も現場と作業場の往復でクタクタに疲れた。外部の終了で内部の天井にかかる。材料が在庫分と追加分でギリギリなので足りるかどうか気が気がでない。少しでもコストを下げようと在庫であるものを予定外の工事で使っている。 
 
先日倉庫をかき回し在庫を調べた。以前は板材から加工してもらっていた。加工するとたりない時でも追加という訳にはいかない。同じものが機械の都合で簡単に作れない。材料だって同じとは限らないし。で、使う数量よりも常に2,3割多く作る。 
 
フローリングと羽目板、さらに樹種、寸法と多種多様になる。時期がずれると上に積んでいくので下に同じものがあっても取り出せない。そこで引っ張り出して揃えて組み合わせる訳だ。狭いトイレの天井とか腰壁などは少量でも使える。 
 
フローリングも腰壁にしたことがあった。厚みが違うので貼り上がると陰影があってしっかりした感じになる。貼ってから厚みがわかるものかと思う方もいるだろう。目地の深さが微妙に違うのでわかる。 
 
家作りはコストをどのように考えるかで決まる。予め決めた利益の範囲内でコストをかける場合と請負金額は同じだがコストできるだけ下げる場合がある。業者の良心と言っても良い部分だがコストカットは手抜きに繋がっていく。自社の努力や在庫の使用などでコストをかけずに仕上がりを上げるようにする。それができるのは現場管理と設計者がどのくらい家作りに熱意を持っているかだ。