昨日も現場打ち合わせ。午後から家内と清掃。今日も朝からデッキ床工事の現場へ材木の配達。リフォームの現場は今日から塗装が入って週末までかかる。それからクロスと漆喰が入る。建具家具の業者が採寸に来る。追って金具や色の選定に入る。
連休前に咲いた自宅前の廃校の小学校校庭で花見があった。町内会の主催で文字通り満開の花を楽しんだ。学校はもちろん私や息子たちの母校。生まれた時から見続けて学校が廃校になって3年目に入る。
ご多聞にもれず空き家が増える町内は残った住民が親睦を兼ねて春の花見と夏の運動会をやる。学校があった時は面倒臭いと思った行事だが減った住民と触れ合う機会もなくなった。息子で4代続いた小学校も孫は隣の学校へ行く。
過疎化とか地方の衰退とか言われるが確実に空き家が増え続ける。人口が減れば物が売れなくなり職場が減っていく。経済的に縮む経済規模だが働く人間には必ずしも不利とは限らない。なぜなら企業にとっては縮小だが一部では人が足りなくて困っている。
意志さえあれば職場はあるものでライバルも存在しない。希望する職に就けないとか自営では売り上げが足りないところもある。あるが働ける労働者が決定的に少ない。いつも募集が絶えない業種もある。
増える高齢者と逆に若年労働者は極端に少ない。建築現場でも着工が減るとか厳しいとか言われるが職人はどこでも足りなくて困っている。今後も厳しくなるのは避けられないから若い職人は仕事に困らない。それどころか職人がいなくて廃業が増える。廃業予備軍はかなりあって後継者問題もあって10年後の建築現場は全く見通せない。