日曜は午前中は打ち合わせ。午後はいつもの温泉行き。今日は朝から現場のチェックと手直し。養生を剥がしてからでないと瑕疵は見つけにくい。やり残しも時間がたつほど見つかるもの。コーキング忘れやビスの打ち漏れ、はてはゴミを収納の中に置き忘れる。周りも一回りしただけでも色々見つかる。
照明やスイッチ類も設置後でないとわからない。暗すぎたり明るすぎたり…明るいのは調節できるから良い。暗いと器具交換になってしまう。LEDになってリモコン付きが増えて調整が可能になった。水栓などの使い勝手は住んでみないとわからない。
現場管理は間違い探しなのだがどちらかと言うと不得意な方だ。それよりここを変えれば良くなるとかそればかり考える。間違いは職人任せでも問題があれば直せる。しかし職人はこう変えれば良くなるとかの提案は滅多にしない。いや年々しない傾向が強くなった。余計なことを言うとタダでやらされると思い込んでいる。
人口減とか地方衰退で若年層も減っている。しかも低収入やフリーター化で家を建てるのが難しくなった。住宅会社などはそう言うローンも難しい層をなんとかしようと必死だ。2,3年前なら到底通用しないのが通ったりする。宝くじに当たった訳ではないから払うことに違いがない。
職場環境も悪くなりもろに不景気なのに無理して35年ローンを組む。夫婦どちらかが病気にでもなったらどうするか。子供の教育よりは家と言うのだろうか。こちらはそんなローンだと躊躇して断るようにしている。本当にこんな層に家が必要なのだろうかと思うからだ。業界の流れはそう言う層にも積極的にローンを組ませるようだ。