昨日よりは幾分涼しい。朝から床屋へ行ってそれから事務所。見積もり図面を作成後業者に渡す。午後も事務所で図面。夕方先日の引き渡しの現場へ。週末地産地消の本に掲載されるのでインタビューの予約。
今は現場がないので大工たちがよそへ出稼ぎに行っている。息子は今日と明日現場があって三沢市へ行った。残りは別現場で働いている。そこの現場は仲間の一人が請けてきた。9月ごろから同じメンバーが息子と一緒にこちらに来る。
ひとり親方と言うか一匹狼の大工は時々でチームを組む。請けてきたものが頭になり現場が進む。当社の現場は息子が頭になり同じメンバーがチームを組む。そうやってリーダーを変えながらチームとして一箇所にとどまらない。
この形態は現場数が少ない元請けには便利だ。必要な時に必要な人数を調達できる。仕事がない時の心配をしなくて済む。なりなりに仕事は続くもので1年中仕事が切れることはない。
しかし全て自己責任だから何かあっても保障がない。怪我は労災があるのだが仕事が続かない時に困る。常庸なら雇用保険をかけてもらい仕事の心配は原則ない。その代わり手間賃は安い。一切お任せコースとでも言えば良いか。
サラリーマン化して増えつつある。若い世代には多いようだ。逆に一匹狼は中高年のベテランが主だ。当社のような現場はベテランでないとできないのでよけいこう言うのが多いのだ。いつまで経っても息子は若くて下が入ってくることはない。本当は若者を育てたいと思うのだが現場数が少ないとそれも叶わない。