今年一番の冷え込みになって道路も凍っている。朝一で新しい加工業者のところへ行った。製材所で羽目板やフローリングを作る。ネットで見つけて電話をして行ってみた。
都会向けの小割材を専門に挽く製材所でこれも生き残りの一環だ。地元の大工工務店だけを相手にした商売は過去になり一定量さばくには都会に目を向けるよりない。それも構造材なしで小割材専門と特化している。その過程で出た杉の無節の板を加工している。昔風の製材機を置いた加工場はそれで小さな製材所になる。本業以外にも雑木なども山から出るがそれらをこちらで手挽きしている。
サンプルを見た限りでは厚み、サネ形状など悪くはない。値段も安いし引き取りに行くにも今の加工場より近い。ただ本格的な繋いで作るフローリングや厚板は加工できない。ここが欠点と言えば言える。当社の工場から見ても1時間以内で行けるのはありがたい。
現場では今日も4人で二階のサッシ取付が終わった。一階も半分できたから明日には終わるだろう。明日は金物検査もあるし済めば外部に断熱材を貼れる。つまり塞ぐことができる。まずは一安心と言うところだ。
それが済むと今度は加工に一度戻って下屋部分を作る。その間瓦屋が母屋の屋根を葺く。下野が完了次第続けてできるから都合がいい。大工は外壁張りになって年内でいいところまでやりたい。6寸幅の板を重ねてササラをつける鎧張り二なる。ここだで来ると外観は完了だが塗装や小壁の漆喰が残る。凍るので春に予定している。