今朝は早起きでトラックでフローリングの材料を運ぶ。加工場は2時間ほどの所にある。行くだけで大変なのに奥深い山の中にある。途中はアップダウンのきつい道路ですぐ近くにスキー場がある。もうすぐ道路は雪に覆われトラックはきつい。
最後の持ち込みで年内に完成する。今日も持って帰ったのは4mあってクレーン付きでないと運べない。残ったものは2mになるからピックアップでも運べる。こちらなら雪道でもへっちゃらで安心だ。何度も往復してすっかり道も覚えて夏なら快適なドライブコースだろう。
現場は瓦屋が入って桟をつけて瓦を葺くばかりになった。瓦は板金などと違い隙間がある。それを防ぐにはフェルトしかない。だから瓦葺の場合は厚くて性能の良いゴム系のフェルトになる。フェルトなどなかった昔は泥を塗ってその上に瓦を載せた。
今は防災瓦になって木製の瓦桟を打って釘で瓦を留める。地震でずり落ちる瓦は泥に乗っているからだ。釘打ちの防災瓦なら落ちたり飛んだりはしない。重い瓦は軽量化も進んで材料だけでなく葺き方そのものも変わってきた。
板金の多い当地では和風のデザインの場合だけ瓦になる。予算的にも板金より相当高くなる。だから瓦は高級住宅の証でもある。