本日から業務開始、なのですが3日より図面やら見積もりで仕事はしていた。電話も鳴らず捗るのだがいまいちピリッとしない。今日もお施主様と顔合わせとお叱りなど。年末に挨拶しそびれて気にしていたがそのことは何もなし。
昨年は悲喜交々色々あった。廃業の危機もあったりで正直あまり思い出したくない。夏から少しずつ運も向いてきたのか何とか仕事も出てきた。苦労は減ったわけではないが今年は昨年よりは良くしたい。仕事が順調に行けば何とかなりそうだ。
資金的に苦労して必死だった時期もあって当たり前に仕事が来るのがすごく嬉しい。これまでは少し順調すぎたのか世の景気がそうなのか仕事量は減っている。初めて建てる若い世代にはすっかり見放された感がする。
代わりに増えたのが中高年の新築、リフォームだ。古民家リフォームは当社の売り文句だが限りなく新築に近いリフォームになる。初めてと違って建ててもらった大工ではなく色々模索する方が増えたのだ。提案や設計能力など施主の思い通りになるだけではダメでそれ以上のものを望む。
どうすると良いのか、自分たちの立場になって考えてもらう、そう言う視点だ。人生の最後まで自宅で過ごすのが増えそうだ。子育てや付き合いなど大きく変わって家の用途も大幅に変わる。同年代なので自分のことを思って提案も現実に即している。
下請けの業者も人手不足なのか忙しいところが増えた。大工なども貸して欲しいと言うのが増えた。オリンピックが近くなるともっと激しくなるのだろうか。相変わらず工事価格はデフレ気味でさっぱり上がる気配がない。今年は何とかリフォームで乗り切りたいと思っている。エコリフォームの補助金も今月から始まる。