昨日も展示場を見せたり打ち合わせがあって仕事。今日も朝から支払いやいろいろ雑事で午前中かかる。午後から現場で最後のチェック。大工は今日で終わって片付ける。明日から左官屋が入り忙しくなる。
塗装の終わった現場はほぼ完成形に近い。漆喰ができると終わりだがいわゆる構造部分は終わった。これからは照明や建具。タイル貼りと仕上げになる。左官屋が準備のために午後から来たが材料搬入やら養生をして帰った。明日からはいよいよ本格的な漆喰塗りになる。
いつもは床階段は最後に塗装するのだが今回は階段は先に塗装した。割れや狂いが生じやすいからだ。無塗装だと漆喰作業の湿気を吸って狂う。玄関の下駄箱のヒバも同じで裏側まで全部塗らないと効果がない。
階段手すりは全て欅で作った。硬くて加工も大変だが隙間なくキッチリと納めたので湿気で狂ってくる。塗装してあればだいぶ違う。もちろん漆喰などの汚れにも良い。
夏の時期なら窓を開放して湿気はすぐ飛ぶが今はまだ窓を開けない。湿気が一晩中こもって木に吸い込まれる。これが膨らんんで仕口の部分が割れたりする。もっとも大黒柱や大梁には割れにくくなるので良いのだが。何れにしても湿気は木には大敵なのだ。