昨日よりさらに気温が上がり春そのもの。ジャンパーも脱いで袖捲りしたくなります。現場は今日も左官が入り全員で漆喰作業。昨日の下準備から今日は下塗りを開始。明日明後日と置いて仕上げを塗ります。午前中は図面、午後は支払いや業者と打ち合わせ。夕方からお施主様と現場で打ち合わせ。
昨日は養生とか下準備だけだったが今日は本格的に塗りに入る。下塗りの石膏を練って次々と塗ります。塗り手3人と練りの4人体制。ザッと下塗りを10坪ほど完了。明日も下塗りをやり明後日は仕上げになる。
下塗りが完全に硬化する前に仕上げないと水分が下塗りに吸収される。割れたりくっ付かなかったりする。適宜乾燥具合を見ながら仕上げていく。練り手は進行を見て下塗りと仕上げを作っていく。
塗り手は塗りに専念し練ったり運んだりは専門がやる。タイミングを見ながら塗り手の足元にバケツに入れて運ぶ。塗る時間がたりなかったりして余ると捨てなければならない。だから練るタイミングと運ぶ量を見ながら仕事をする。
言うは簡単だが経験で呼吸がわかってくる。4人は同年代で同級生もいる。一緒に仕事をして20年以上になる。家族や兄弟のようなものだ。モルタルと違い漆喰は時間を考えながら練るので全員の呼吸が合わないとうまくいかない。