昨夜来の久しぶりの雨。風が強くて現場が少し心配だが足場屋がネットを外しておいた。やっと足場も取れて全体が見れるようになる。今日も左官屋が漆喰の残りと玄関タイルを貼る。四半張りと言われる斜めの貼り方で手間がかかる。
朝はリフォームの現場で打ち合わせ。昼頃から新築の現場へ。左官はタイルと遮熱壁の石張りが残る。今日から玄関の四半張りが始まっていよいよ仕上げの終わりになる。張るのに難しいのと材料が多く入る。インパクトのある張り方でそれなりに予算がないとできない。
壁にはなまこ壁と呼ばれて斜めに貼る方法がある。目地を盛り上げて左官の技術だけで作る。タイルも斜めに張る四半張りと言うのがある。今まで試したことがなくいつかはと思っていた。玄関の広さと何と言っても風格がないとできない。
もちろん黒っぽいタイルで目地は灰色になる。濡れると目立たないが乾くと目地が浮き出て来る。和風が多いが壁だと洋風にもある。インパクトのある広さを強調する張り方だろう。
実は15年前に一度やったことがあった。普通の家で特に和風ではなかった。玄関に斜めに上がり框をつけたのでタイルも必然的に斜めになる。小さくて何と言うこともない玄関だったが斜めのタイルは印象に残る。本格的な四半張りは今回が初めてだ。
左官屋も3週目に入り終わりに近づいた。今週中にも終わらせて来週は各種検査も予定している。左官屋がいる間は道具も多く砂やセメントで現場を汚す。彼らがいなくならないと掃除もできない。