青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日は真夏の暑さ。現場では大工が最後の仕上げの最中。今週中で目処をつけ来週から塗装が入る。来週末には左官とクロス貼りを予定している。明日は法事があって昼は抜けられない。ゴミを片付けたりチェックもやらないとならない。 
 
6月も今日で終わりだ。今年も半分終わったわけだ。もう時の過ぎるのは遅いとか早いとかは気にならない。時の過ぎゆくままにだ。それよりもこの歳になってまで仕事を続けることができるのが嬉しい。 
 
仕事はやれるだけではダメで最先端に立つつもりでないといけない。熱意も新しい技術やデザインにも関心を持たないとならない。ライバルの動きや時代の流れにもついていけないと。 
 
さすがに30代の若い施主は減ってきた。今後も増えることはないだろうし市場としても有望ではない。今後はやはりリフォームになるだろう。リフームは中高年以降が主な客になる。 
 
直すとか元に戻ればいいのではなく今まで以上の快適さを求められる。機能的なことは建材とかメーカーの意向次第だ。時代の流れもあるだろう。確実に進歩していくだろうし生活スタイルも変わっていく。 
 
デザインは流行があるし皆似たような傾向に流される。そう言う分野はライバルも多く技術やセンスも優れたライバルが多く登場する。多分私のようなものが入り込める余地はないだろう。 
 
ところが古民家とか昔風の家つくりは別だ。建材化が難しい分野は職人の手つくりに頼る。職人を動かし材料を探して組み合わせる技術は経験が必要だ。数少ない職人を手配できるのは年配でないと難しいだろう。 
 
たとえ見つからないとしても若い職人に教えることができないと作ることができない。そう言ったノウハウは一朝一夕には覚えることができない。もちろんそこに新しいデザインを取り入れることも必要だ。柔軟性もなくてはならない。 
 
いかにしてお施主様に満足していただくかはただ古いだけではダメだ。最先端の機能を使っていかに本物の持つデザインを取り込めるか。そして設計者のイメージどうりに作れる職人を使いこなせないとできない。材料と職人という古いものにどれだけ知識を持つかだ。