午前中は苦手な壁量計算。苦手なのは計算で昔から答えが合わない。小学生レベルの計算が何度やっても同じにならない。摩訶不思議なことだが私がやるとそうなる。
耐震性を見る壁量計算と金物を決めるN値計算が間違う。建築士である以上こんな計算ごときは間違うはずがない。耐震性は2方向からの耐震性を見る。そこがこんがらかる原因となる。
理系人間と文系人間がいるが私は典型的な文系だ。大学ももちろん文系で営業マン上がりで設計事務所なんて縁がなかった。もっとも務まらなかっただろうと思う。
建築は大好きで建材関係の営業をしていた。どうしても設計の道に進みたくて独立した。自分の欠点は承知の上だからよその設計事務所へ計算はお願いしている。間違い防止ですね。
大工用の図面などもしょっちゅう計算が合わないと言われる。構造図面も梁が空中に浮く図面を描く。材料の数が合わなかったり拾い漏れをする。棟梁がしっかりしていれば問題がないのだが何せ親子なので心もとない。
設計事務所などの関係者から言わせれば問題外なのだろう。何で間違うか理解できないに違いない。確認申請でも計算が合わなくて訂正をする。何箇所訂正があるかいつも憂鬱になる。別に訂正すれば良いことなのだが。
計算は不得意でもデザインとかこだわりは他人に負けないと自負している。単なる思い込みかもしれないが他社では不可能かやりたくないことばかりやっている。計算の欠点を技術で補う勢いでこだわる。勢いだけだが。