少しだけ気温が下がったが晴れる。午前中は手直しの現場で大工と打ち合わせ後事務所でお施主様と打ち合わせ。午後は図面作成と新築の現場へ行く。今日は業者が少なく閑散としている。
来週からは左官など各業者がまた入る。来週中で仕上げの目処をつけたいのでスパートをかけさせる。来月からの現場もまた板貼りと小壁の家になる。お施主様の年代が変わり若い方になる。
杉の鎧張りと唐松の縦貼りと同じ板張りでも雰囲気はだいぶ変わる。北欧などで多い貼り方であちらではカラフルなペンキを塗る。かなりの厚さで断熱と耐久性を高める。
節ありで向こうではほとんど気にしない。ペンキを塗るのであればあまり関係がない。ウッドロングエコを使うが木目は浮き出るし透明感が強い。和風と洋風の中間と言ったところか。
全周見晴らしが良いので見栄えがするだろう。唐松とウッドロングエコは相性が良く色が綺麗に出る。杉の外壁材に家が現場の近くにあるが無塗装でだいぶくたびれた感じだ。唐松は耐久性もあるし杉のように表面が減らない。
杉は浮造りのように白太の部分が減ってくる。唐松はあまり減らないが小節が多く本格的な和風には向かない。米松の高騰で代用品として需要がある唐松は価格が上がった。外壁用の板は高くつくが自分の山の木なのでコストは問題がない。