青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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朝から手直しの現場へ。足場がかかって板金工が雨といを付け直す。すぐ新築の現場の確認申請の訂正。午後から作業場のガラスが破損しているので修理に出す。ガラス屋に持ち込んだので時間がかかった。 
 
これから刻みに入る現場は確認申請を提出中だ。概ね問題はなかったが一つ隣接する歩道が北側斜線の対象外にならない。歩道も道路とみなされると思って設計したので少し離れが大きくなってしまう。 

多分これは微妙なところだったと思う。行政も当たらず障らずの傾向がある。古い団地なので今の基準では通用しない部分がある。崖条例もきっちりやれば建て替えができないところが発生する。 
 
建物は年々基準が厳しくなる傾向だからそれに対応している。断熱基準も真壁工法には厳しい。職人不足と対応してこういう家は減って行くのだろう。プレカットで大壁工法の偽物の古民家が登場しそうだ。 
 
材料も職人も時代の流れにあっていないものを作るのは難しい。現場数も減らしたりしないと大工不足には対応できない。基礎屋も深刻な職人不足で60代後半の高齢者に頼っている。 
 
現場が出るたびにまず職人の確保が必須になった。材料は在庫があってそんなに気にしなくても良いが職人は難しい。こういう時代が来るとは思ってもみなかったが現実は予想をはるかに超える。