午前中は事務所と作業場。作業場では倉庫前の丸太を玉切りした。割って薪にするのだが乾燥しているためにチェンソーの刃がすぐダメになる。もちろん割るのも同じで相当難儀すると思う。
午後から事務所で図面作成やら見積もり。昨日と違って晴れたが風が強いので薪運びは中止。明日は新しい現場の竹を切る。草刈機で着るのだが完全に殺すには除草剤を撒かないとならないかも。
篠竹あるいは笹竹は日本古来の竹で真竹ともいう。地鎮祭などに使われる竹である。どこにでもある普通の竹で直径は2センチくらいにしかならない。なかなかしぶとくて放っておくと増えて笹薮だらけになる。
山などでは木が生えにくくなるためわざと生やしたいままにする。刈り込むと雑木が生えてきて伐採が面倒になる。笹があれば土砂も流れにくいので役に立つ。雑木は大木にならないとすぐ流される。
子供の頃はこの竹を切って針金で束ねて先端を炙って曲げてスキーを作った。曲がりやすいのと脂分があってよく滑る。庭木として孟宗とか黒竹が多くなったが山に行けばどこにでもある。家の近くに多くて空き家になるとすぐ竹が増える。
山に生える根曲がり竹も似たような種類だろう。こちらはさらに背が伸びなくて笹竹になる。雪などで寝て生えるので中に入ると出るのに苦労する。根曲がり竹の筍を取りに入るがほんの少し入るだけでも出るのに苦労する。