今日も晴れて快適な秋の空。なのに一日またもや事務所で図面やら見積。見積は何度も見直すので時間がかかる。見積間違いはもとより数の拾い間違いとか仕様の変更が多い。
雑な性格が災いして何度もやっているうちに訳が分からなくなる。一応業者からは見積を取ったり電話で話を聞く。探りを入れるのですね。
当社のような零細業者は下受けさんも零細が多い。社長も職人だから電卓叩くのは得意ではない。したがって見積がなかなか上がってこない。
普通の住宅であれば20種ぐらいは業者が入るから集めるのも難儀だ。見積を早く出してもらうにはポイントがある。まずは図面をしっかり描くことだ。
ラフ図面で面積を拾うのにも業者に図面を描かせるなんてのはダメだ。渡したらそのまま数を拾えるような図面を渡すことだ。
寸法と仕様がすぐわかるようでないとならない。細部の仕様がわからないのはダメだろう。相手に構造を考えさせ見積もらせたらズレた見積が来る。
つまり現場の構造や仕様が頭に叩き込まれていないと図面はかけない。曖昧な図面だと見積も曖昧に高くなる。だから見積があるとセッセと図面書きに追われる訳だ。