青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今日初めて事務所の床暖房を入れた、さすがに1時間ほどで止めたが。自宅の薪ストーブはもうすでに夜には入れる日が多くなった。煙突掃除もせず気にはなるが燃えは上々だ。 
 
見積や図面は延々と続く日常のことなった。午前中も図面を描いたが始めると設計の変更は必ず出る。手直しは図面に限らず現場でも出くる。今の現場でも照明器具の取り付け方で何週間も迷っている。 
 
これで良いと結論が出るまで延々と考えて直したくなる。強度は、デザインは、コストが上がらないか、使い勝手は…..キリがない。何度やっても完璧なものはできない。 
 
この頃は職人不足もあってゴチャゴチャ迷っていると現場が進まなくなる。迷ってないで早くしろと言うことだ。特に肝心な大工がそう言うタイプが多い。今は息子なので何とかなるが。 
 
住宅会社の現場も大工や職人が少なくなった。二人なのは良い方で一人のところもある。こうなると設計者が職人に遠慮する場面も出てくる。設計というのは施主様の意向だからおかしなことになる。 
 
遠慮と言うのは言い過ぎで工期のためにが本当だろう。時間をかけてゆっくりやりたいのだが工期が遅れる。職人の人数を入れることが出来ないからだ。手間をかけずに良い仕上がりができると一番良い。 
 
当社では現場は一つずつ進めているが次のその次のと設計は先行するから考える時間が足りなくなる。現場に行く時間が減り指示が遅れて職人に怒られる。 
 
私の現場に慣れている息子が細かい部分は変更したりする。これがないと仕事が増えると同時にミスも増え続ける。だからいつもやっている通りに現場を進めるのは工期に重大な影響を与える。