朝から小雨模様の1日。外部の工事がないのであまり影響はない。現場で打ち合わせ後作業場へ行き棚に使う材料を選ぶ。集成材ではなく無垢材、それも少し曲がったものを考えている。
今回は家具類棚類はカラマツの集成材を使っている。カラマツは硬くて捻れて成長するので割れが入りやすい。薪ストーブの家だと乾燥するので狂いが大きい。
階段も無垢もあるのだが乾燥途中で割れが入っている。挽き直して使えるレベルでない。梁材もあるが大きく割れてしまった。
階段は薪ストーブに接しているので熱せられる。割れる可能性大なので集成材を作ってもらった。いわゆる既製品はないので作るしかない。
自然素材が好きとか健康にと言っても割れるとそれなりに気になる。埋めたりするが気になる方も多い。古民家そのものが大好きな方でも割れは気にする。
程度問題なのだが多少のことは我慢してもらっている。本当は気にせず豪快な曲がり材とか使って欲しい。そこが当社の面白いところではあると思っている。