今日も秋晴れの気持ち良い一日。事務所は業者の出入りで図面作成が遅れ困惑する。業者に発注する図面はお施主様用と違い数字や記号が書いてある。それによって使う金物や種類が異なる。
現場はスタート時と完了時が一番忙しくなる。図面を描くのが一番多い時期だ。従って業者も頻繁に出入りする。図面を描いている時に来られると中断で進まなくなる。
どちらかと言うとお施主様の関心がほとんどない部分でもある。隠れてしまうからだが地震や耐久性には影響がある。住宅会社などはあまり説明しないかもしれない。
耐震金物のメーカーが性能を偽ったのが問題になった。建材とか金物はメーカーの性能表示を信じて使っている。何度も似たようなことが起こるのはお施主様があまり関心のないこともある。
もちろん性能をウリの住宅会社もある。ウリでない部分はあまり関心がないかもしれない。自社に都合の良い部分だけを宣伝する。地場の業者も最低限の壁量計算すら自社でやらない。
時代の流れが性能の良し悪しから好き嫌いに移っている。見た目優先で心地良い空間しか求めない。それどころか自宅で趣味ができるとか住む場所からイベントの空間作りになってきた。
車も必要な時に借りるに変わっていわゆるカーマニアなどが減っている。家もどう使うかに変わるように思う。自宅を使って何かをやるとかただ自分の趣味に満足するだけでなくなる。