昨日の地鎮祭は晴れて最高の日だった。神社から鎮め物をいただいたが四方に埋めるタイプだった。今までは経験がなかったので埋めるタイミングを図って四方と中心に埋める。
過去はただ埋めるだけだったが今回は酒塩水コメとフル装備だ。行政だけでなく何でも大げさになって施主様は費用がかさんで大変だ。
大げさと言えば上棟祭をやる方が多いが参加大工の人数は減っている。過去には大工5人と基礎、電気、建具と総計20人と言うのがあった。現場で飲み食いをしたので遅くまでかかった。
棟札、幣束、紅白の晒しは定番だが屋根に5色の吹流しと弓矢を上げたところもあった。田舎の大きな家だったがもう30年近く前の話だ。今ではほとんど見たことがない。
私が子供の頃は屋根から餅やお菓子、お金を撒いていた。もちろん飲めや食えやの宴会もあって子供にもお土産があった。材木は家の前で移動製材所が来て挽いた。
そんな昔話はともかく最近は大工が2,3人に私と4人くらいになった。来客も少なく式はすぐ終わり折り詰めをいただくだけになった。お施主様には記念すべき日でずっと記憶に残るだろうからやるようにはしている。