昨日は引き渡した現場へ寄った。作り付けのテレビ台が寸法が小さいと。継ぎ足しも作り直しも難しい。で、別な台を作り既存の上に乗せることにした。
これだと将来テレビを買い変えた時に、多分将来は壁掛け式だろうから小さくても良い。被せた台はそのままベンチなり棚として使える。作業場で作るから材料はかかるが早い。
引渡し後しばらくは色々不都合がある。間違いというほどでなくとも不便なことはある。そうした場合に現場で無理やり壊して直すよりは作ったものを搬入したい。
現場も汚さないし職人も楽だし塗装もあるから匂いもする。水性を使うと時間がかかりシンナーだと早い。まあ面倒なことが多い。
見た目やデザイン優先は近頃の家つくりの主流だが住んでからという考えがない。そもそも自分が古い断熱の悪い安っぽい家に住んでいる。最新の流行の家の欠点とか無駄さがわからない。
設計者がいつも新しい家に住めとは言わない。視点を住む方の目で考えるのが大事だ。家に限らずデザイン優先の傾向は強くなった。それをカッコ良いと思うのが増えたと言うことだ。