昨夜は雪が降って今朝は冬景色。現場は今日も左官業者が入る。二階もほぼ終わり順調に仕上がる。来週には予定通り天井の和紙貼りになる。
2年前に建てた古民家風のお宅の手直しに行った。大工と左官と電気が入り今日でほぼ終わりそうだ。太い大黒柱や梁が交差する本格的な作りだ。こう言う建物は割れや狂いが出やすい。
もちろんお施主様はリスクがあることは承知の上だ。そうは言うものの実際に割れたり狂うのを見ると穏やかではない。直せるものは直せとなるからいつもアフターにはお伺いする。
無垢材の家は大壁の家ではないから皆出てくる。割れたりするのを笑って見過ごす方は少ない。まあぶっちゃけ割れたものは仕方がない。埋めたり詰めたりはできるが元に戻ったとはいい難い。
直すと言う誠意みたいなものだろう。普通だと2,3年で割れたりはなくなる。今直せばこれからは少なくなる。もちろん建具や機械類など壊れたものは修理する。
で、設計の際に奥様から言われた条件にお雛様を飾るスペースを作るがあった。京都から購入した車一台分ぐらいの7段飾りだ。大きすぎて以前の家は飾るところがない。今は念願叶って和室に飾ってある。