今日から4月、元号も決まったし孫も小学校だし、関係ないか。リフォームの現場は順調に進み大工、水道、基礎、電気と大人数。駐車場が広大なのでどんなにか助かるか。
解体は終わって外壁の断熱材を取り付けサッシがついた。玄関部分が大きく変わるので明日から本格的に工事する。既存より少しだけ増やして玄関位置が変わる。
玄関が真ん中にあって左右に部屋があると言う昔風の家だ。作る大工はわかりやすく構造も簡単になる。真ん中廊下は効率が良くコンパクトにできる。
その反面玄関からいきなり家全部がわかってしまう。奥行きの無いわかりやすい家だ。あるべきところにあるから面白く無い。意外性がほとんどなく個性も住む方の思いも何も無い。
玄関を入った途端どこに何があるか分かりにくい方が面白い。印象に残る家になる。窓一つとっても見えるものによってまた隠されたもので随分変わるものだ。
照明も真ん中にひとつよりもライン照明とか間接照明、ダウンライトで随分豪華になる。そこが設計の腕なのだが施主に説明してもなかなか理解されない。安易に妥協して言いなりになり易い。