今日も現場は大工4人、なので捗る。材料の搬入が追いつかないほどで毎日配達に追われる。先月の25日からスタートだからまだひと月経っていない。外部は今日で完成する。
これからは内部になるが息子の加工が追いつかない。明日からいよいよ内作工事用の資材搬入が始まる。窓枠、出入り口枠、作り付け等加工して現場搬入する。
残りの大工は天井を貼り床を貼っていく。最後に枠をつけて壁を仕上げる。ここからが当社の見せ所で倉庫をかき回し板などを貼っていく。本物をそれも大物を貼って古民家らしく見せる。
アイディアはどこでも思いつくが材料がない。当社には大黒屋や大梁の製材の残りがある。普通ならただの薪用にしかならないが当社は保存してある。目や大きさにより選んで貼っていく。
張り物とは言え本物には違いない。迫力も綺麗さも印刷ものとは大違いだ。あえて虫が食った跡や節穴も見せる。腐りかかったようなところもうまく加工して既製品にはない味をだす。
古民家リフォームとはこう言った本物をうまく使うリフォームになる。当然昔風の古い家のイメージが再現される。壁の中の構造材は以前の家のをそのまま使う。柱等も真壁風になっているがダミーになる。