土曜日は接客で忙しくブログはお休みした。昨日の日曜も現場があって朝現場へ寄った。大工が土曜までに作るのを遅れて日曜に塗装になった。遅れたのはこちらの責任なので現場へ出たわけだ。
当社は無垢材を使った造作が多いので塗装はつきものだ。何でも建材を多用する今日では珍しい。工期と材料費がかかるのを除けば仕上がりは綺麗だ。多少費用が嵩むができは全く別物だ。
大工仕事が多いのは当然として塗装も付き物なので準じる。だから常に当社の現場は塗装業者が出入りする。左官などと一緒で建材を使うと仕上がって来る。外壁材のコーキングしか無くなる。
職人たちも時代の移り変わりで流行り廃りがある。かっては大工と左官と建具で家ができた。左官は基礎仕上げか玄関タイルだけを建具はビス留めの建材に置き換わった。かろうじて大工は組立工として生き残った。
ビニールクロスが出始めの頃はクロス屋が持て囃された。今では業者が増えて値下がりし外壁の左官同様内装も建材が増えた。給排水と電気は複雑化して仕事は増えた。
逆に危険な泥臭い仕事である屋根屋と基礎屋はなり手がなく奪い合いの情勢だ。仕事を取る前に営業マンは大工と基礎屋を探してから決める。着工しないと給料をもらえないからだ。