朝から湿っぽい中コンクリート打設があった。ベース部分ができて縦の部分を打設する。配筋後型枠と断熱材をつけてコンクリートを流す。圧送車を使い2時間ほどで終了。
打設後のアンカーボルト位置を確認して写真を撮る。強度とスランプなどは伝票で確認。幸いなことに打設が始まる頃には雨も上がる。毎回アンカーボルト位置が微妙にずれて大工と揉める。
人通口位置とホールダウン金物の位置がかぶったり色々もめる。事前に図面で指示するのだが大工の刻みの都合でずれてくる。栗の土台を使うと材長さが一定でない。
建材の防腐土台なら4mと決まっているが自然のものは色々だ。2mぐらいから5mまで全部違う。それを組み合わせる段階で継手の位置が変わってくる。継手にはオスメスがあってオスの方にボルト位置を持ってくる。
プレカットであれば考慮することもない。手刻みは大工の刻み次第で刻一刻と継手位置が変わる。それに応じてアンカーボルト位置も変わるからなん度も確認しないといけない。
ホールダウンが入ると言うことは筋違が入ることが多い。強度的にも大事なところだが基礎と同時進行なのでややこしくなる。刻みが終わってから基礎をやれば良いのだが工期と大工の空きが出る。