お盆も過ぎ例年今頃は会社の決算期。伝票やら証明書等揃えるのもたくさんある。で、来月初旬には決算書が出来てくる。出来てくるって会計事務所がやってくれるので自分のできることは少ない。今年は赤字かなあと思っているが….。
これと言う現場もなくアフターやクレームに近い仕事ばかり。結構忙しくて気が抜けないので疲れるんですよ。お施主様も少々文句垂れるし気を使う事が多いんです。こう言うのが増えてメインの仕事になってしまった。
業界の最近の動きでは職人不足がいよいよ深刻化して着工した現場がストップするとか。今まであり得ないことが起きている。ロシアのおかげで材木やベニア類が猛烈に値上がりしている。値上がりは2,3年前からであらゆる物が上がっているが。
少ない現場を勝ち抜いて着工しても完成させるのが中々しんどい。あらゆる業種の職人不足は深刻ですぐ現場に来てくれない。遅れるとコストがかかることも多いので儲からない。資材も上がっているし中小業者には本当に厳しい。
傾向として輸入品の値上がりで国産材が増えた。自然素材とか手作りとかよりも地球環境の方が強まってきた。家は国産材のプレカット、ベニア類も国産杉になって何となく自然っぽいもしくは環境に優しいなって雰囲気になった。
そこに古民家とか手刻みの家とかは入り込めない。時代遅れの感があって厳しい。当社は大型機械を備えた作業場がある。借りているので維持するだけでも大変だ。在庫もまだたくさんあるし何とかしないといけない。
お施主様のところに行くと現場を見た方の話は時折聞く。なのだが現場に結びつくのは中々ない。以前なら新聞広告などで現場見学会もやれたがコロナでほぼ無くなった。テレビ広告やネット広告はたまに見るが。厳しい中でやれる事は何でもやって生き残るしかない。