青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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仕事のペース

開業以来週休二日とか祝日休みは縁がなかった。いつの間にか土曜は休むし祝日もほぼ行かない。月に何件かはアフターの件とか遊びに来る方の相手をする。まあペースがだいぶ落ちたがなんとか続けている。 
 
以前建てた方から階段手すりを頼まれている。ステンレスで作ったオリジナルでデザインも凝っている。家族の都合で子供が落ちる心配があって何とかしたいと。階段手すりは基準法にも定められており危険なものは作れない。 
 
最近は階段がリビングに面している家が増えて凝っている。まあデザイン優先となった。安全最優先なのはダサい。オープンで見た目もカッコよく明るいのが流行りだ。となると安全度から言えば少し危険だ。 
 
特に小さい子供がいれば気になってくる。手すりの笠木だけで塞がないタイプは該当する。子供はすぐ大きくなるから4,5年の辛抱なのだが気になさる方が多い。時に奥様なのだが当然だろうね。 
 
とりあえず網なんかを張って済んだら外すと言う手もある。やや雰囲気が削がれる可能性が高い。金属で塞ぐのもあまり見栄えしない。だから透明のアクリル板を嵌め込もうと思っている。金物で抑えるだけだから簡単だ。 
 
まあゴチャゴチャと色んな仕事をやりながらコロナ後に期待して頑張るつもりでいる。どっちにしても地方は若者は減り高齢者だらけになるからリフォームが主になるだろう。その中で少しはこだわって本物でやりたいと考えているわけだ。


ワクチン

あっと言う間にオリンピックも過ぎお盆も過ぎた。長雨のせいか気温は低めでそれは良かったのだがコロナは増えた。都会のことと遠目に見ていたら周りもすごくなった。この時ばかりは高齢者仲間だったことを喜ぶしかない。 
 
家族の中では家内と二人で2回目も済ませた。息子夫婦は嫁さんが介護関係なので済んでいる。息子と孫が未だに目処がつかない。学校も今日から始業してクラスターでも起きたらと思うと心配になる。 
 
来月には65歳以下も受けることが出来そうだが遅すぎる気がする。所用で東京へ行くかもしれない娘も手当たり次第電話をしてやっと病院を探した。ワクチンなしで東京は危険極まりない。毎日感染者が出るのが当たり前になって少し麻痺している。 
 
こんなに遅れるのは官僚など役人に負うところが多い。緊急の場合でも規則を盾に反対をしてくる。かって日本はワクチンの最先進国だった。いつの間にか厳しい審査と規制が研究者を追い払うことになった。カナダとかオーストラリアで新薬を開発する。 
 
これが日本なのだと思うとがっかりする。200年以上前のサムライ社会とちっとも変わらない。いくら有能でも身分や録は同じで無能でも生まれが良ければ高禄を食む。未だこの習慣は官僚世界で続いているかのようだ。
 
ノーベル賞科学者が海外で仕事をするのもこの流れだろう。公務員などはどんなに能無しでもクビにするのは難しい。一部の有能な職員に皆で寄りかかっているのが現状だ。退職金や年金は現役の能力とは全く関係がないのがその証拠だろう。


景気回復

だいぶ間が開いたが少しばかり忙しかった。リフォームの物件が重なってようやく一段落した。全部以前からの方ばかりで今後の傾向を思わせる。新聞広告も打ってあるがそのせいばかりではあるまい。リフォームが主力になる時代が来た。 
 
着工数そのものは減少傾向だがリフォームは増えている。業界全体では住宅会社などは厳しくてリフォームに力を入れている。職人不足の解消は全くなくこのまま回復したらどうなることか。業種により多少の違いはあるが概ね職人が減っている。 
 
高齢で引退しても補充は見つからない。諦め顔の社長や親方は大変だが職人は空きが全くなく懐は暖かいだろう。20年前のことを思えば夢のような話だろう。もっともレベルは相当下がっているから腕は当てにならない。 
 
新築の単価も上がり気味で特に材料が厳しい。木材も建材も相当上がっているようだ。当社のような地域材でも製材所の廃業であまり安物は出回らない。値切ろうにも他には買うところがないから言い値になってしまう。 
 
建材関係はメーカーの一存で決まってしまうから交渉の余地もない。となるとコストダウンには規格化とか手抜きに近い方法しかない。自由なデザインとかこだわりとかは何処かへ行ってしまったかのようだ。 
 
当社は隙間狙いの古民家風で売っている。ライバルもいない代わりに需要も少ない。他に有効な手段もないし経費をかけずに勝ち抜くしかない。暑さも一服でオリンピックも終わったし景気が回復することを期待したい。ワクチンも打ったし準備万端なのだがね。 
 


ワクチン

今日が振替休日とは知らなくて何とも間が抜けた話ではあるが。日曜以外は休むという感覚がないから祭日はほぼ関心がない。孫が夏休みだとか今日から学校とかそのくらいしか分からない。今週は木曜から4連休だそうだ。 
 
仕事もあまりなく2,3日前から梅雨明けで暑い日が続く。日曜の朝早く町内のゴミ清掃があった。コロナのせいで任意なこともあって班長の我が家以外は誰も来ない。仕方なく夫婦で清掃をしたのだがみるみるうちに暑くなってくる。 
 
8時頃終わったら汗ビッショリですっかり疲れてしまった。朝食を掻き込みすぐ昼寝になった。そのまま起きていつもの温泉へ直行。流石に一つ風呂浴びたら疲れも取れ水もがぶ飲みして元気が回復した。釣船で大漁の息子が捌ききれなくて魚を捨てている。 
 
そのまま貰ってくれる方がいないと釣れ過ぎるて捌くのが追いつかない。暑いので割かないと置けない。いつもの3倍ぐらい釣れて親戚近所配るのだがそれでも追いつかない。やや小さめだがタラも10本以上ある。 
 
当然夕食は刺身が大量で食い切れない。こうなると有り難みも何もただの迷惑になる。現場の大工に配るからせめて捌いて処理をする。捌けないところが多いからそのままでは要らないと言われる。有り難みも何もただの迷惑になる。 
 
今週コロナのワクチン接種を受ける。掛かり付け医のところが混むのかずいぶん遅くなった。2回目は来月になる。仕事も少なく暇だからいつでも良いのだが。職人たちの中には2回目も済ませたのがいると言うのに。


職人不足

はや7月に突入、オリンピックやらコロナやらどこか他人行儀な関心事のようだ。それよりワクチンの遅れから来るのか不景気風が吹く方が辛い。今日も見積もりやアフターで小さい工事に走り廻る。小さいなんて言ってはいけないか。 
 
ここまで長引くとは思わなかった昨年はナリナリに引き合いがあった。今年はさっぱりで苦戦している。コロナが落ち着いたら一気に仕事が増えるのだろうか。一部の職人だけが引っ張りだこで概ね業界は沈んでいる。 
 
基礎とか大工は仕事量と釣り合いが取れるのか順調に捗る。昨年までだったら職人不足で現場が進まなかった。もちろん職人離れは改善されないから現場が出れば足りなくなる。大工の要らない工法が開発されているらしいが間に合うかどうか。 
 
現場を見ると比較的安物が多い。まともな拘ったような物件が少ない。所得格差があって高級住宅も需要があるはずだが見合わせているのだろうか。安物と高級物件に二極化されると言うが安物しか目につかない。 
 
株も低迷しオリンピックも盛り上がらないし憂さ晴らしもできない。大谷の活躍だけがスカッと気分を盛り上げる。いい加減コロナも終わって欲しいものだ。