青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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辛抱

今日からクロス工事、電気工事が入る。基礎の仕上げも完了し内部を残すだけ。仕上げ工事も今週はクロス、タイルと続く。それが終われば器具付けとなる。 
 
2,3週間前に比べ業者も忙しいと言うところが減った。さすがにこの状況だとやむを得ないだろう。こちらだって来月以降はどうなるかわからない。当分はこの状態が続くと思われる。 
 
大手に比べ資金力の劣る中小は何ヶ月も持たないだろう。人を減らし不要不急なものは購入しない。住宅会社も土地で見つける商法のところは支払いで苦労する。建売も売れないだろうし。 
 
もっとも支払い猶予や色々な手はありそうだ。だからと言って利子が免除と言うだけだから借り入れは残る。回復できるかどうかわからないのに借金は厳しい。 
 
暗い話になってしまうがここはジッと辛抱しかないだろう。資金不足になるだけだから余計な広告などはできない。今までお世話になった方のところを訪問するとかない。アフターがらみの仕事が増えるだろうけど。


年金

今日は土工と給排水。洗面の取り付けと外部の土留め。基礎の時にできなかった部分を施行する。来週はクロス張りを予定している。それが終われば床タイルになる。 
 
リフォームを月末予定していたがメーカーの都合で来月以降になりそうだ。新築が今月中の予定なので終わってすぐになる。大工たちはその間仕事なしで他所へ行こうにもアテもなし。 
 
コロナの騒ぎは年金暮らしの高齢者より現役世代の負担が大きい。仕事も減り給料も無くなる可能性が高いのは現役世代だろう。年金暮らしは病気のリスクがあるだけで年金が減るわけではない。 
 
若者が自宅待機に非協力的なのはこの辺の事情があるかもしれない。働きもしない高齢者が収入があまり変化しないのに自分達だけ減る。単純な事情だけではないにしてもどこか割り切れないものがあるのだろう。 
 
そんな込み入った話ではないだろうが気持ちは割り切れない。言われてみるとそう言う話になってしまう。年金世帯よりは子育て世帯に厚く給付金をあげるのがスジだろう。 
 
我が家は私たち夫婦は年金が出るが息子夫婦は仕事も減り苦しくなる。年金とか公務員とか安定している職業の有利さが際立った出来事の様だ。安い国民年金でももらえるのはありがたい。


変化

連日コロナコロナでテレビはどこも同じになった。これほど国民を一つの方向に統制するのは記憶がない。戦時下(生まれてなかったが)もこんな感じだったのか。 
 
経済に与える影響は今の時点で計り知れないものがある。当社もこれからどうなるのかさっぱり読めない。電話もメールも全く音沙汰なし。多分あと2,3ヶ月は続くのだろう。 
 
医療や介護などの業界は経験したことがない事態になることだろう。もしかして今の時点ではまだ良い方なのかもしれない。今後どうなるか、仕事は、生活するための金は…考えても答えが出ない。 
 
確かなのはかなりの不況になるだろうと言うことだ。V字回復なんて夢物語になるかもしれない。年内は相当厳しい状況が続きそうだ。何となく都会に出た若者は厳しさを思い知ることになる。 
 
地峡温暖化とかマネー最優先の仕事が増えて基本的な健康な生活を忘れていた。それを思い出すキッカケになるかもしれない。何のために仕事をして社会と関わりを持つのかとか考え直すのだ。 
 
温暖化に米国と中国が熱意がない。米中戦争と言ったって排出量が一位と二位の争いに過ぎない。中国から発生し米国が一番患者数が多い。何を意味しているのだろう。今年は地球の反省の年になるかもしれない。
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階段

雨が降ったり晴れたりの一日。現場には今日から塗装が入る。大工は後片付けと手直し。不都合があって階段を作り直す。設計が悪かったのか大工が悪いのか。今となっては作り変えるよりさそうだ。 
 
階段は一直線だと簡単だ。狭いところを廻り階段になるのが難しい。しかも3段廻りとかになると綿密な計算が必要だ。大概こう言う現場は吹き抜け部分が小さいから頭がぶつかりそうになる。 
 
無理な設計なのか大工が理解できなかったのか。踏み面も小さく蹴上も大きくなる。狭い階段によくあることだ。大工に寸法だけ指示して作らせるのだが今回は指示がうまく伝わらなかった。 
 
大工は階段が作れると一人前と言う。ゆったり作ると吹き抜け部分で頭がスレスレになる。階段が長くなり窮屈になる。狭くて急な階段はスペースも節約でき多くなった。 
 
踏み面の大きい階段は昔は多かったが小さい家が増えて最近は減った。昔の家は幅も広くゆったりした階段が多かった。急な階段は危ないと言う面もあるがせっかちな方には早く上がれる。 
 
建売などは基準法スレスレの急な階段もある。スペースの節約でこう言うところが犠牲になる。安全は金がかかると言うことだ。


コロナ

今日は現場が大工の終了。残りの工事もあるがとりあえず後片付け。午後からメーカーのショールームへ行き打ち合わせ。月末には工事に入れるだろう。キッチンなどの降雨予定次第だが。 
 
新規の現場が減ってきた。昨年の消費税上げ以来減り気味だった。ここにきてコロナの影響で春需要もわからなくなった。どこも似た様な状況だろう。メーカーの欠品騒ぎは徐々に解消されたきた。 
 
いつまでも出荷できないとメーカーだって売り上げがなくなる。利益を溜め込んでいると批判のあったメーカーもある。今回で使い切ってしまうだろうか。それとも従業員の首切りで乗り越えるだろうか。 
 
メーカーが大変なら中小はもっと厳しい。政府は売り上げ減の企業に現金給付すると言う。補助金もそうだが結構面倒くさい。そんなことは言ってられないのも確かで金融機関に無利子の融資で並んでいると言う。 
 
コロナ自体は年内続くと思うが徐々に経済は動き始めるだろう。政府はV字回復目指して色々は手を打つだろう。零細の当社の様なところにはなかなか思う様なメリットはあるかどうか。消費税から続く不景気は確実に体力を落としているから相当な厳しさが予想される。