青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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閲覧数

天気も良く秋晴れの一日。午前中は床屋さんへ行く。業者との打ち合わせや書類などにかかる。午後から現場へ行き新旧の壁を壊すことになった。鍵や整備の問題で打ち合わせが必要だ。 
 
HPの閲覧数が減ってきた。7月から減り始め今月も止まらない。消費税上げの影響なのかわからない。もちろん引き合いやメールなども減った。このペースが続くと2,3年前の水準に戻る。 
 
新築の場合だと上がっても減税やポイントなどで実質値上げはないに等しい。なのだが心理的に消費意欲がなくなったのだろうか。何となく不景気風が吹いていると感じるのだろうか。 
 
HPの解析結果を見ると初めての閲覧が減っている。2回目以上は変わらないから初めて見る方だけが減っている。これはそろそろ建てようねとか思い始めた方が見ないと言うことだ。 
 
当社だけでなく職人たちの動きもゆとりが出てきた。忙しくて全く来れない状態が緩和された.空きが出た大工もあって集める苦労が減りそうだ。あとは仕事さえあれば良いのだが。


長持ち住宅

昨日今日と台風一過の好天気。雨漏りの電話があって現場へ急行。土台と基礎の間から侵入したようだ。もう一件あって外壁の化粧の板が縮んで隙間ができた。 
 
どちらも今月中の補修を予定している。今回は風圧があって普段なら考えられないところから漏った。普通ならと言う言葉禁句かもしれないが滅多にないことだろう。 
 
工事は何年経験しても予想しなかったことが起こる。基本的なことを万全を尽くしても起こるときはある。誠意を持って修理すると言うことだろう。 
 
地球温暖化なのか台風や水害が頻繁に起こる。近頃流行の軒裏がない建物はこうした風雨に弱い。外壁のシーリングだけで持たせているから年数が経つと漏って来る。 
 
四方に軒の深い家は長持ちする。風雨に強いと言うことだ。ただコストと言う面では高くつく。予算を削るにはやりやすい部分だ。屋根材も木材や工賃と間取りに影響なく減らせる。 
 
価格競争が行き着くところまで行くと長持ちしない家が出る。間取りとかに影響しない部分は削りやすい。安易な家つくりの典型だろう。こう言うところは下地や金物とか手抜きに近いこともやっている。


コスト削減

今日もいつも通りの朝の日課。台風が来るので現場は後片付けに追われる。気温も高めで作業をすると汗ばむ。次の現場もスタートしたので忙しくなった。 
 
着工間近になるととにかく図面を書かないとならない。図面を描くと言うことは設計をしながらになる。基本から自分で考える、当たり前だ。 
 
図面作成と同時に見積もりもする。設計施工なので工事の段取りまで考える。材木は何本使うかから始まり各下請け業者に図面をばらまく。それらを調整しながら見積書にまとめていく。 
 
殆どはオーバーするからどこを削るかそれにより図面を描きなおす。その作業がきついのだ。どうやって減らすかどう言う工事に変更するか…。面倒な作業が続く。 
 
県産材を使うとか漆喰であるとか基本変えないものがある。そこを変えずに変更するのが難しい。建材とビニールクロスにすればドンと下がるのだが….。 
 
そうやって悩みに悩み最終決定をして着工となる。コストを下げるために在庫であるものを何とかして使うようにする。余っているから安くしても良いか、などと考えるから儲からない。お施主様には良いことなのだろうけど。


古民家

今日もいつもの通りの早起き。ただ散歩コースを少し変えて遠出する。大満足なのはワンコの方でこちらはいささか疲れ気味。なんだかんだと言っても上着なしでは寒いのだが歩くと暑くなる。 
 
散歩コースの途中に空き家になった家が何軒かある。この間まで荒れ放題だったのが綺麗に片付いている。全部ではないが見た目は良くなった。茅葺の大きな家は綺麗だが築30年くらいの比較的新しいのが汚い。 
 
茅葺の家は同年代の子がいたからよく遊びに行った。おぼろげながら間取りも覚えていてだだっ広い座敷が広がっていた。10畳くらいの部屋が4つ繋がっている。葬儀があって全部戸を外して大広間になったのを憶えている。 
 
友達と二人で屋根裏部屋を探検したことがあった。狭く急な階段を懐中電灯片手に登った。屋根の構造丸出しで真っ暗な空間が広がっていた。蜘蛛の巣やネズミの糞などが散らばり埃が舞い上がる。 
 
あかりが入らない構造だったので真っ暗だった。ネズミが走り回るのかコトコト音がする。恐怖におののきながら歩き回ったが何もなかった。ただ埃がすごかったのを憶えている。 
 
降りて互いの顔を見ると煤けて真っ黒だった。家に帰ってから母に怒られた。ズボンやシャツも真っ黒だったからだ。今もそのままになっているだろうがもう一度見てみたい。今だったら古民家のことは少しは知識があるから別な意味で興味がある。


思い出の味

最近きっちり4時と言うと起きてしまう。もちろんまだ暗い。モゾモゾと起き出して台所へ降りて炊飯器のスイッチを入れる。我が家の炊飯器は手動でないと動かない。一通り準備をしてワンコのところへ行く。 
 
毎日決まった通りにやらないと気が済まないタチだ。散歩から帰るとワンコの餌をあげ朝食の準備をする。入れてあった炊飯器は炊き終わっている。神様と仏壇にお供えする。 
 
煮干しで出汁を取り味噌汁を作ってから新聞を見る。私の担当はそこまででオカズは家内の担当だ。そうなのです、我が家は私の方が早起きなのです。昔は結構遅く起きていたが60代になって変わった。 
 
毎日同じように決まり事を続けるのは得意だ。我が家には隣に住む孫が遊びに来る。学校帰りに寄るのだが帰る時間を親と決めてから来る。そして時間になるとどんなに面白い遊びでもやめてサッと帰る。 
 
きっちりと時間を守るのは大切なことだ。夢中になると時間を忘れてしまうものだがそこはきちんと守る。そう言うやることをいつも守るのは少し私に似ている。来ると毎日同じオヤツを食べメニューも同じだ。

ジジババのところへ来ると当然お菓子も昔の食べ物が多い。そうやって思い出の味として記憶されるのだろうか。少なくともコンビニやスーパーで買えないものばかりだからだ。