青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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残材利用

朝は少し雨が残ってワンコの散歩はお休み。日中は晴れて仕上げ中の現場で打ち合わせ。その後カーテンブラインドなどを見にいく。漆喰も順調に進み来週にも1階が終わる。 
 
製作中の照明器具ができたので見にいくと残念な出来上がり。思ったイメージとはかけ離れたゴツいものができた。再度設計し直しで考える。 
 
頼まれた子供用の机や椅子を作る。残材が溜まって家具用の切れ端だから捨てるにはもったいない。そこで様々な寸法の箱や机、椅子を作る。 
 
簡単なラックだから積み上げて使うようにする。集成材の切れ端なので狂いもないし仕上がりも綺麗だ。これまでも建てた方に子供用の踏み台は作ったことがあった。 
 
倉庫の隅に残材を積み上げてある。捨てるにはもったいないし綺麗だからいつか作ろうと貯めた。小は20センチ角から大は45センチ角になる。同じ寸法にはできないので様々なものになる。 
 
薪ストーブは残材や切れ端を燃やす。中には銘木の端もあるので捨てるにはもったいない。壁に貼ってインテリアにしようと貯めた小さい板切れもたくさんある。いつかは何かにしようと思うが溜まる一方だ。


仕上げ

今日から地盤改良と水道取り出し工事に入る。火曜日に遣り方を出し来月上等になる。たまたま工事が一緒になり現場はてんやわんやで車が溢れる。 
 
来週から3週間ほどは基礎工事を予定している。上棟まで一月あまりだが業者がダブって順調に行けるかどうか。途中何日かの余裕を見て間に合うかどうかだ。木材や建材等は発注済みで予定が決まっている。 
 
仕事が溢れて遅れ気味なのは当社だけではない。大手や中小どこでも似たようなものだろう。決定的なのは大工、基礎、板金で彼ら次第で工期が決まる。すんなり来てくれるなら余裕なのだがなかなか来てくれない。 
 
もう一つの現場は塗装が終わり左官が入っている。とりあえず毎日来てくれると3週間ほどで終わる。その間に各種の仕上げが進行する。毎日デザインや寸法などの打ち合わせで考える時間が足りない。 
 
仕上げは凝れば凝るほど作るのに時間がかかる。見える部分しかないから全てに気を使わないとならない。見た目、色、形、使い勝手、部品などの金物。既製品を使うと一切考えることもなく粛々と終わる。 
 
仕上げの頃になると寝ていてもいつも考え続ける。すぐ思いつかなかったりするとイライラして来る。時間が迫るから余計そうなる。たまに業者に早くとせっついてしまったりする。絶対してはいけないことだが。CIMG7886


事前打ち合わせ

曇りがちの予報がすっきりと晴れる。新築の現場は塗装と左官が入る。塗装は今日で終わり明日から左官のみになる。二人なので2週間ほどかかる。 
 
漆喰が進むと照明とか流しとか器具付けに入る。漆喰が終わらないとできない部分は仕方がないができるのは進んでいく。そこは慣れたもので職人たちもお互いに話し合いながらやる。 
 
当社の下請けはいつも同じ業者なので顔馴染みだ。仕上げ作業は業者が同時進行でかち合うからお互いに譲らないとならない。自社の都合だけでできない。 
 
大きな現場などになると業者が知らない者同士だからもめる。打ち合わせが前提でお互いぶつからないようにする。住宅などは1日仕事が多いので事前打ち合わせがない。 
 
前日に電話が来るのが普通で大型機械などは使わないから何とかなる。決定的にダメと言うのはあまりない。現場管理が甘くなる要因だが重なって来ると打ち合わせが必要だ。 
 
現場管理は業者と連絡を取り合うのが仕事だ。電話が頻繁になるし材料を慌てて搬入するとか忙しくなる。事前に打ち合わせをする習慣がないのが原因だが。


大きな部屋

昨日より幾分気温が下がる。昨日は上着を脱いで作業だったが今日はちょうど良い。現場が重なり人に会ったり現場へ行ったりする。 
 
大工が終わった新築の現場は塗装が今日も入る。昨日まで一人だったが今日は増えた。明日は左官を予定しているが少しダブるかもしれない。一階と二階に別れてやる。 
 
新築現場を終えた大工が次の現場へ材料を加工していく。間仕切りをつけたりちょっとしたリフォームだ。新築時に子供部屋は仕切らず広くしておいた。小学校へ入るので仕切って部屋に作り直す。 
 
今の現場も二階の部屋はワンルームにしてある。子供が増えたり子供が大きくなってから考えたい。無理に完成形にしなくても住んでから考えたいと言う希望だ。 
 
私の経験から家は家族の状況により変わって来る。子供部屋は将来的に大きな納戸だ。そもそも小さな部屋を大きくするよりも大きな部屋を仕切る方が簡単だ。 
 
だから子供部屋は将来的に転用が効くようにするのが良い。つまり大きく構造を作り必要に応じて仕切る。暖房効率とか住んでからの方が適切に作れる。今回はその第二弾と言うわけだ。


現場は進む

午前中は新しい現場の遣り方出し。息子と二人で杭を打ち貫を通し寸法を入れる。午前中で何とか終えて明後日からの地盤改良工事に間に合わせる。 
 
来週からは本格的な基礎工事に着手する。順調に行けば来月初めには出来上がる。基礎屋も何箇所か抱えて四苦八苦しているようだ。来週にも資材発注になるので図面から数量を計算する。 
 
塗装屋が明日あたりで終わる現場は今週中にも左官が入る。応援の職人も手配したので3週間ぐらいで終えたい。その間に建具とか電気、給排水を進めて行く。 
 
毎日が戦争のような状態になるが仕上げは一番重要な行程なので手を抜けない。常に現場から目を離さないようにチェックが必要だ。造り付けなど細部の仕上げが大事だからだ。 
 
完成すると検査があって各種届出もあるから走り回ることになる。こう言う仕事は思ったより時間がかかるし間違いが許されない。何度もチェックするのだが訂正がある。年内はこれが続く。