親戚の不幸ごとがあって久しぶりに叔父叔母に会った。私が新築したところなのでリフォームやら修理を頼まれる。高齢になり一人住まいで小屋解体やらゴミ処分を依頼される。自分ではどうにもならないのだろう。
つい先日も庭木の片付けを頼まれた。ゴミと言うか捨てられないものが溢れストーブやボイラーなど故障する。使えないものでも自分ではどうしようもない。結局建てた業者である私に回ってくる。
勿論そう言うのも仕事であるからせっせと動いている。明日も小屋の解体とゴミ処分に行く予定だ。親子が別居するのは普通なので一人残された高齢者は片付けができない。体力的にも不可能なのだ。
持ち帰ったゴミは自宅脇の倉庫に集める。燃えるものと金属類は分けてゴミだけを処分する。最近は外国人が家々を回って金属を回収するようだ。スクラップ業者も増えて金属の処分は金になる。
住宅業界も大手やフランチャイズの進出で地元業者は厳しい。過去の仕事の繋がりやリフォームなどで食い繋いでいるようだ。私もそう言う傾向がある。親子が離れて暮らす現代では高齢の親は自分でやらないといけない。
新築だけでなくリフォームもこれからは増えていく。それもゴミ片付けなど便利屋的な仕事だ。職人不足もあって大手には向いていない。引退したような職人を使ったり人脈の豊富なベテランに向いている。
地方では高齢化と人口減で厳しい景気は続いていく。新築も建売など低価格化している。こだわりの家とか大きな家は減っていくだろう。生き抜いていくにはなりふり構っていられない。