青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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連休も過ぎ今日あたりから気温も上がる。昨日までは朝晩にストーブに火を入れた。公園の木も花が散り葉が生い茂り鬱蒼としてくる。窓から見るとまるで自宅の庭のような迫り方だ。できて15年の公園もやっと木が主役になってきた。 
 
株価も最近は低調だがアメリカに引っ張られ上がる予想が多い。円安も大企業の決算には追い風のようだ。そのまま株価に反映するから上がることだろう。ついでに所得の方も上げてくれると万々歳だ。 
 
いつも通り地方にも反映されるのはいつのことか。コロナから復活したはずなのに昨年は低調だった。今年は何とかなって欲しいのだがそう簡単ではない。食えなくて一家揃って関東に引っ越したのが近所にいる。 
 
コロナの残した衝撃はかなりで景気はさっぱりだ。住宅業界はいつの間にか大手の進出が増えた。地元の業者は厳しいところが多い。下請けの業者は地元業者から乗り換えるだけだから変わらない。単価が下がるとか影響はあるだろうが。 
 
人手不足はどの業界も同じで職人も同じだ。手間賃はコロナ前から変わっていない。インボイスで消費税分上がっただけだ。業種により人手不足は違いがある。修業に時間がかかるのと外でのキツい仕事が嫌われる。同じ金額なら楽な方が良いってことだ。 
 
当社のような建て方では職人もレベルが違う。大工は息子なのだが宮大工の修行をしてきた。手刻みのできる大工は激減で数えるほどしかいない。建具、左官はもちろん電気、水道ですらやり方が違うので苦労する。 
 
そこに職人のなり手不足で建てるのも相当困難を極める。材木も製材所の激減で手に入らない。自分で丸太を買って製材して在庫するしかない。大手の住宅会社には到底できることではない。減っていくのは当然なのだろう。