しつこい雨が今日も続く。朝早く現場へ寄ったがもちろん雨で入れない。
チラッと見ただけで戻る。業者が来て伐採の打ち合わせ。
午後は事務所で図面作成。あまり動きのない1日になった。
大工たちと話していると仲間の大工が元請けできなくなったと。住宅会社や設計事務所が調子いいのか。
お任せの仕事が減っているのは大工工務店には逆風だ。サラリーマンが建てるとローンを組むのが普通だ。
床屋さんとか職人さんはローンを組むのを嫌う。審査が通らないとかもあるが一般に借金をしたがらない。
決まった収入がなく将来も不安があるからだろう。で、現金で建てるような方は大工工務店が多い。
大工工務店の仕事が減っているのはこう言う方々が建てなくなったからだ。施主の年齢的なものとか不景気とか。
サラリーマンの節約志向と違って職人さんはもっと節約をする。病気になってもある程度の保証があるサラリーマンとは違う。
傾向としてはサラリーマンが増えて職人は減っている。大工工務店の将来は厳しいと私は思う。
職人不足とは言うもののなり手がいない。将来的に変わらないからローンを組めるサラリーマンしか家を建てれない。