日中は少しずつ気温が上がって基礎工事の現場も泥んこになる。遣り方を出して高さと位置を決める。明日からの予定が早くなって今日からになる。今週末に完成して大工が来週からになる。
午後から作業場の機械修理と材料の搬入に立ち会う。大工は明日から予定していて今週で刻みを完了する。来週から建て方に入り1週間ほどで完成する。同級生でもある施主は小屋を趣味の部屋に使う。だからこだわった小屋という感じになる。明日から材料を加工するのだがただの角ではおもしろくない。丸みがついた梁とか面のついた柱を所望されている。在庫であるものから選ぶと言う条件なのだが。
施主は小屋で木の加工を楽しみたいと言う。バンドソーや穴あけ機などを持っている。薪ストーブも設置して仲間と飲んだりすることも考えている。だから内装はできるだけ木にこだわってみたい。板張りの内装で自然っぽく作りたい。
中高年の趣味の部屋と言うか隠れ家のようなものだ。酒を飲む方はこう言う部屋を欲しがる。自宅で飲むのと違って自由に気兼ねなく過ごせるのは一番だろう。その点で小屋とは言っても別棟だから開放的で自由だ。薪ストーブで魚でも炙っては自宅の室内では少々無理がある。
単なるリフォームを超えて自分の生き様まで反映させるのが増えている。できれば自宅とはイメージを大きく変えたい。子ども時分に戻って仲間を集めてワイワイやりたい。そう言うリフォームもアリと思う。