朝は小雨もあって肌寒い。昨夜は我が家はコタツを出した。日中も気温が上がらずずっと続いたら農家は困るだろうね。確認申請図面もあって図面描きも続いている。あまり歩かないので調子が悪い。ワンコの散歩もこの雨では難しい。
都知事選挙に出馬した増田氏が地方消滅なる変なレポートを出したことがある。地方衰退とか消滅可能性都市とか騒がれた。人口減は当然としても都市消滅は少し大袈裟だろう。何十年後とかならあり得るかもしれないが。
私は親も家内も地方公務員である。給与とか年金の実態などもわかるつもりである。よく言われるように何かと民間よりは有利だなと思う。そして何より父などの頃より桁外れに増えたのが公務員(企業団)数だ。
同じ地方都市でも中核都市になれるクラスならまだマシだ。1万人以下の小規模都市が厳しいと思う。行政運営のためには人口は1万人クラスでは無理だろう。行政の職員採用は減らしているとは言っても採用数だけだ。現役組を減らすと言うことではない。
10年以上前なら今日の人口減など実感がなかった。その頃は今の採用数よりは何倍も多かった(はずだ)。その職員は30代40代で残っているわけだ。よらば大樹ではないが公務員志向が強まり受験するがなかなか狭き門である。
人口減に比例して職員数削減は当然ありと思う。中核都市ほどなら余った職員くらいは新しい分野の仕事を増やして吸収している。問題は自力でできなくなったところだ。こう言うところは人口減のペースも速い。人口が減れば仕事も減る理屈で職員削減も考えなければならない。
つまり都市ではなく自治体が消滅する可能性の方が高い。世の常で今絶好調でも30年後はわからない。消える自治体は公務員の天下が続かないことを示している。ついこないだのことだが合併に乗り遅れた自治体は苦難が予想される。