青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

秋晴れの快適な一日。午前中は図面作成、午後は作業場で打ち合わせ。ケヤキの加工が続くがサンダーがけも進んだ。来週で加工を終えて外壁や屋根などの加工に入る。これが完成しないと上棟できないのです。細部の寸法を図面を描きながら大工や瓦屋と打ち合わせます。現場は基礎工事が進行中で給排水も同時に進行します。 
 
古民家リフォームの広告が今日も入った。今月は中旬から入り始めるので後半は4,5日に一度になる。今年の二月から3ヶ月ほどやった。5ヶ月中断して再開した最初に日に反応があった。前回の広告を見ていたら急に出なくなってどうしたかと思ったらまた出た。 
 
まさに古民家リフォームそのものと言うパターンで築24年の家をどうにかしたいと思っていた。24,5年前には多かった一階二階が段違いになった作りで敷地いっぱいに建っている。直すにもそこそこ金がかかりそうな間取りだ。部屋数が多く細かい仕切りがいっぱいある。 
 
小さい部屋が中廊下を中心に両側に広がる。一階が大きいので両側から日が入らない。だから冬は冷たく特に暖房しない廊下はかなりだと言う。昔大工さんが建てた典型的な家だった。子供も全部独立し夫婦二人になって定年間際もあってどうするか迷っている。 
 
若年層の低収入化とは反対に築年数の経った家をまとまった資金を使ってどうにかしたいと言うのが増えた。少なくとも人生で最大の資産を目の前に今しかないチャンスにかける。60歳といえどもまだ20年以上はここで暮らすことになる。寒いままで我慢か快適な新築かで迷う。 
 
リフォームでも本格的に断熱から水回りまで全て変えると新築とそう変わらない。工事の難しさから言ったら新築の方が簡単だ。決め手になるのは直進率、一階と二階がどこまで一致しているかだ。段がついていると強度も断熱もすごくやりにくい。 
 
こう言った悩みをお持ちの方は相当いるだろう。住宅会社を回って話を聞いても今風のこ洒落たものしかないので悩む。古民家リフォームはそう言う方にリフォームか新築を昔風の家作りで応えようと言う企画だ。
cimg5252