昨日は現場は打ち合わせのみで大工は休み。午前中は他の打ち合わせがあって昼過ぎまでかかる。その後温泉に行ったり買い物に付き合わされる。建て方以来朝は早いし遅くまで帰らない。息子はもっと早出で8時過ぎまで帰らない。昨日は好きな釣り三昧だったようだ。
建て方以来6日間雨なしだが明日は少し危ない。今日も応援の大工が二人来てもらったが明後日からは未定だ。何とか雨にならないうちに野地板まで行きたかった。今日は母屋束を立てるところまで行ったので明日は母屋をかけられる。あとは4寸角の登りの垂木を載せる。
今回は屋根垂木現しで野地板が見える。普通であれば屋根垂木は母屋のピッチにもよるが45*105くらいだ。こちらは120*120なのでかなり太い。さらに無節で見せる垂木になっている。下から見ると垂木と野地板が全て見える。それが二階の天井になる。
昨日はお施主様も足場に上って見たと思う。桁周りは高さが7尺(2100)しかない。低いのではないかと言うことだが実際は勾配天井なので平均高さは高い。2.5mくらいにはなるだろう。勾配天井の感覚がわからないので低い部分で判断したいものと思う。
古民家は一階は高くても二階は意外と低い。屋根なりの勾配が多いから実際は低いわけではない。普通の家のように水平に天井を貼るのであればもちろん低いが勾配があるから高いところは高い。まだ登りができていなかったので判断しにくかったのだろう。
古民家は人により思い込みがあって天井が高い部分をイメージする方もいれば低いところを思う人もいる。わたし的にはメリハリがあるので低いほうが面白いと思っている。自分だけの思い込みであるから多少のズレがあるかもしれない。全体的に高いのを好む方もいる。