先週の厳しい寒さに比べると暖かくなった木がする。大工たちも今日から外部の工事に戻る。息子は一人作業場で加工。支払いや図面作成後午前中かかって作業場の板を積み込む。現場へ午後から配達し余ったフローリングを積んで倉庫へ。
明日配達予定のフローリングを出して準備する。ついでに倉庫をチェックして栗の羽目板があるのを発見。腰板や天井に使えそうだ。今回の現場へ各種の羽目板の残りを使う。部屋ごとに別種の木で天井とか腰板を考えている。
お遊びの要素も含め設計とかデザインは面白い。在庫であるものはコスト面からも有利だ。それでお施主様も喜ぶならそれに越したことはない。トイレ、洗面、玄関等狭い部屋を用途ごとに変えてみたい。
私はどちらかと言うと外部は平凡だと言われる。内部はその割には面白いと言われる。別に意識しているわけではないが外部はパターンが決まっている。古民家風とかでは板貼りと漆喰が多い。
それに比べると内部は部屋ごとにイメージを少し変えても良い。床、壁、天井を微妙に変えたり腰板をやったりする。和風のイメージさえ崩さなければ何でもできる。たった1種類で統一するのもアリだが床材は同じでも壁天井が別とかもある。
腰板は部屋の中には使いづらくなるのでやらないが廊下部分はよくやっている。腰板は古臭いイメージがあって特に杉などはモロに田舎臭くなる。赤松や広葉樹を使ったりするとグッと面白くなる。素材は統一して寸法の違う板を使う手もある。
今回はお施主様の希望もあるので色々試したりしている。それを面白がるならこちらもあらゆる手を考えてやっていこうと思っている。