昨日よりは晴れて暑くなった。我慢できないほどではないが日向にいると暑い。お祭りの最中で雨よりは晴れると都合は良いようだ。事務所へ戻るとちょうど門付けが回ってきた。寄付をすると領収書がわりの札を置いていく。
膨らむ経費と大口の寄付が減って山車作りも大変らしい。昔はボランティアで大工が手伝ったりしていた。この頃は大工と言うよりプラスチック細工と呼ぶ方が正しい。発泡スチロールなどを削って作る。
木組みをして竹細工で粗組をして和紙を貼る。構造材も木造から鉄骨に変わった。鉄骨もプラスチックも高額なので金がかかるようになった。毎年基本から作り変えはできないので色を変えたりして使い回す。
子供の頃は祭りに参加したことはなかった。山車を出すのは中心街だけだった。今は逆に中心街には人は住んでいないので誰でも参加できる。時代が変われば祭りも変わる。人集めのイベントとしての魅力以外になくなった。
午後はまた薪を運んで明日の分を積み込んだ。明日もトラック満載で別な場所へ運ぶ。現場の残材処理も少し溜め込むと倉庫がパンクする。薪ストーブを設置した方にはどんどん持ち込んでいる。
リフォームがあるとさらに増えて釘があったり塗料がついているので分ける。釘抜きは面倒なので釘付きでも良いと言う方に持ち込む。それでも腐ったりしたものや細かいものはゴミとして処分する。無差別に業者に出すと思いがけない費用になる。