雨も上がって晴れる。いつもの散歩といつも通り。朝一で製材所と伐採現場へ行き木を見る。その後宮大工のところへ羽目板とフローリングを見に行く。
羽目板は次の現場で使う予定だがヒバなので手に入らないし高い。宮大工はお寺神社だけでなく古民家のような豪邸も請け負う。そこでヒバの羽目板を使用して残りがあったので分けてもらおうとした。
希少な青森ヒバの羽目板は相当高い。無節だと本当に高くつくのだが田舎の豪邸ではよく使われる。丸太を購入し板に挽いて加工する。使用する量より多めに作るのが常識だから余ってしまう。
今回の使用量は少ないので間に合えば買いたい。ただ程度がどうで量があるかが問題だ。豪邸に使用するのは普通の羽目板ではないしものは悪いはずがない。なのだが良いものをはじく訳がないから見ないとならない。
結論として広げて見ないとなんとも言えない。当社の作業場へ運んで選ぶことになった。感じでは羽目板は良いとしてフローリングが足りない。どうするかは見て選んでから決める。
久しぶりの伐採のお誘いで子供の遠足気分で出かけた。農家の周りのケヤキなどの伐採現場だった。杉が主で赤松樅が多く用材としては価値が低い。中に7mほどのイチョウの大木があった。
細い方で50センチ角は取れそうで大黒柱向きだ。ここ何年か長尺の大物を買っていないので在庫がない。1本だけなら価格さえ合えば買おうと思っている。もうすぐ自分の伐採もあるので杉など広葉樹はあまり興味がなかった。
杉は構造材や仕上げ材に使うからいくらでも欲しい。あまりの在庫は資金繰りも大変だし控えている。今までは山主から直接買って挽いて在庫した。これだと欲しくないものまで在庫がたまる。
今後は1本買で良いものだけを買うようにしたい。資金もいらないしバラエティーに富んだものを買える。その方が古民家リフォームなどでも有効な使い方ができる。