今朝は台風一過、風も強かったがワンコの散歩。朝食後事務所で資材発注、現場へ羽目板を運ぶ。羽目板が発注が少なかったのか足りない。在庫はあるが幅とか板の目が違うので混ぜられない。
仕方ないので小さな部屋、トイレとか収納を在庫の羽目板で天井を貼る。羽目板は加工のたびに幅や厚さが違って来る。続けて貼ると意外と目立つ。目も柾目、板目、赤み、白太と気にすると違いが気になる。
部屋が変わればそうでもないが同じ部屋では混ぜられない。だから羽目板は基本的に2,3割多めに発注する。幅が同じなら目に無頓着に貼る方法もある。めちゃくちゃに貼ればそれはそれで気にならない。
今回はメインの一階天井は白太の板目に統一した。二階と小部屋はまぜこぜになっている。他に壁と腰壁があってこれは短い羽目板を用意してある。91センチの短い羽目板は安く販売されていて在庫で買ってある。
当社は真壁なので天井も柱にあたり加工しないとならない。大壁であれば天井は真四角だから切り欠きはない。真壁は天井も柱が出て真四角ではない。こんなところも真壁の手間のかかるところである。
て刻みとか真壁は大壁プレカットの家とは別物である。技術も手間も桁違いの難しさだ。県産材を使って大壁プレカットはまだ主流ではない。外材の集成材が主で無垢の県産材を持ち込むと嫌がられる。そこを何とか突破したいと思ってはいる。