暖かく春本番、二戸市の現場は建て方も済み屋根もできた。サンルームと屋根のかかった下屋を作る。今週中の完成を目指している。
基礎を打ち建てて内部が羽目板外部は下見板と木の香りいっぱいの増築になる。お施主様は薪ストーブなのに寒いと断熱を兼ねてサンルームを欲しかった。
既存のサッシの外にもう一つの部屋を作る訳だから暖かくなるはずだ。よくよく見ると家の中心に階段があり吹き抜けになっている。ここから熱が上に逃げるのだろう。
やたらに狭い玄関とだだっ広い洗面所とか間取りも構造最優先で使いにくい。若い施主様は間取りもよくわからなく工務店任せだったようだ。
腰板を貼るとかカラマツの羽目板とかフローリングなど凝っているようにも見える。床の塗装は剥げて13年にしては痛みが激しい。思うにフローリングの乾燥が十分でなかった可能性がある。
まあ一応本物ではあるが少しも生かされていない。リクシルのなんとか工法と最新の技術に乗り遅れまいとするのだが解釈が未熟だ。看板だけの最新技術だ。